Designing Your Life

あなたの人生における重要一歩を踏み出し、継続するためのスキルを習得し、あなたが望む人生を手に入れる方法をお伝えいたします。ご意見、ご感想、ご相談も受け付けます。https://twitter.com/bigatsu

【目標達成 チャプター1】本能の逆へ行け

はい早速始めます(^o^)

 

今回の内容は、

◆◆現状維持バイアス-なぜ人は変化に抵抗するのか

◆◆現実確認-ダニング・クルーガー効果

 

 

 

 

◆◆現状維持バイアス-なぜ人は変化に抵抗するのか

自己管理能力を高めたいと願うあなたに拍手を贈ります。

しかし、これはかんたんなことではないことをお伝えせねばなりません。

 

なぜなら、ひとたび自分にとっての障害に遭遇すると、

この道は一部の人しか通れないと思い、完全に諦めてしまうひとがいます。

 

ここで、

これまでお伝えしている自己鍛錬です。

この自己鍛錬について、精通できれば困難も容易に克服できます。

 

あなたは、目に見えない力が自分を押さえつけていると

感じたことはありませんか。

 

その理由を認識できることこそが、

あなたの歩みを進めることになります。

そのため、現状維持バイアスと呼ばれる

心理現象について、

一緒に、学んでいきましょう。

 

まず

「サンクコストの誤謬」について

人は他の場所に行きたいのに、

なぜ今の状況に留まり続けるのかを説明

するものです。

 

例えば、

より良い仕事に付くチャンスが有るのに、

安全だが退屈な仕事を続けたりすることが

挙げられます。

 

現状維持バイアスは未知の領域に手を

伸ばすのではなく、

慣れ浸しんだものにしがみつこうとする人間の

性質を示すものです。

 

この概念は、もともとは経済学に

ルーツを持ちます。

わかりやすく一般的な用語となると、

「惰性」が最もよく当てはまります。

 

そしてそれは、なぜ発動するのか。

それは、潜在意識を覗いてみると、

潜在意識のレベルでは、

変化は良いことよりも悪いことをもたらすと

思い込んでいます。

 

そのため、

 

より良い家に引っ越したり、

結婚したりといった前向きな変化でさえ、

多くの思考を必要とします。

 

変化には常に代償がつきもので、

たいていの場合、私たちはその代償を

払いたくありません。

 

現状維持バイアス発動の1つの理由は、

後悔への恐れです。

要するに失敗したくないという思考です。

思い当たりますね?

 

しかし、実際には、失敗が決定的なのではなく、

うまくいかなかったとしても、

この世の終わりではありません。

 

成功者は皆、人生のどこかで失敗していますが、

その失敗を糧に、より良い決断を下しているのです。

 

「単なる暴露効果」

わたくしたちを同じ古い行動、信念、習慣に縛り付ける

もうひとつの心理トリックがあります。

それは、単なる暴露効果といいます。

 

研究により、ある現象をより多く経験すればするほど、

それを受け入れ、好きになる可能性が高くなること

が分かっています。

 

単なる暴露効果にはメリットとデメリットがあります。

メリットとしては、自制心を高め、

より良い習慣を身につけるよう努力している場合、

自制心が自分にとって当たり前になると、

以前のやり方に逆戻りする可能性が低くなることです。

 

要するに、

リバウンドがなく、新たな習慣が身につき継続できます。

 

一方、デメリットは、悪い習慣を持ち続けるという

人間の自然な傾向が、

良い習慣を身につけることを難しくすることです。

 

これまで長い期間をかけて習慣づけられた行動であれば、

何かを変えるチャンスが有ったとしても、

現状維持バイアスを打ち負かすにはたいへんな労力を

必要とするでしょう。

 

もう少し、

思い出してください。

「私はいつもこうしてきたのだから、今さら変えても仕方がない」。

あるいは、"ここに大きな問題があるとは思えないので、

何も変える意味はない "と。

 

忘れないでください。

現状維持は、あなたの夢や希望をかなえることはなく、

長い目で見れば、行動を起こさなかったことを後悔す

ることになるでしょう。

 

人は失敗を恐れるべきではなく、後悔を恐れるべきです。

 

人生を振り返って「もしも......」と思う気持ちは、

戦して失敗したという気持ちよりも、

もっとあなたを苦しめるでしょう。幸いなことに、

このことについてある程度自己認識することで、

将来、より良い決断を下すことができるようになります。

 

具体的なアクションとして、

自分を客観的に評価することができるように、

現状維持を選ぶことのメリットとデメリットを

書き出しでください。

 

また、それに対応する。

代替案のメリット・デメリットを書き出してください。

 

タイミングは日々回数が多いほどいいです。

そして、早朝の朝に再度見返すことをしてください。

 

注意点として、

自分の感情を取り除くことを忘れないでください。

 

自分の思考プロセスを可視化できたので、

コンフォートゾーンから出るようなことを決断してください。

 

自分の決断に疑問を持つ習慣を身につけることで、

自分の習慣に積極的に注意を払い、

 

最終目標に到達するように変えていくのです。

 

 

 

◆◆現実確認-ダニング・クルーガー効果

ダニング・クルーガー効果とは、

ある分野で能力が低いだけでなく、

自分がいかにその分野で劣っているかを自覚していない場合

に起こります。

 

この問題を抱える人は、

「二重苦」と呼ばれる状態に陥り、

同じ分野でミスを犯し続けることになる。

 

本人は自分の欠点にまったく気づいていないため、

周囲がそれを正すことは困難です。

 

自分の能力を高めようとするのではなく、

自分の能力を心から信じているからこそ、

その方向に進み続け、

失敗は運が悪かったからだと主張するようになるのです。

 

わたくしは、この現象に陥り数年の間、

会社で暗中模索の日々が続いた地獄を覚えています。

 

コーネル大学の心理学者の研究によると、

ユーモア、論理、文法知識についてテストの結果から、

この現象が明らかになることを発見しました。

 

彼らは、これらのカテゴリーで最も低いスコアを出した人は、

メタ理解、メタ記憶、メタ認知が存在しないか弱いため、

これらの分野で問題があると考える可能性が

低いことを発見しました。

 

彼らは、自分自身の思考プロセスを評価したり、

自分自身の能力に対して建設的な批判を行うこと

ができないのです。

 

一方、高い能力を持つ人は、自分の能力について非常に

謙虚であるのが普通です。

 

では、これについて解決策はあるのでしょうか。

この問題を解決するには、

自分がある分野で熟練しているという自信と、

建設的な批判を受け入れる姿勢のバランスをとることです

 

このアプローチをとることで、

決して自己満足に陥ったり、自分の欠点に気づかないまま

生活したりすることがなくなります。

 

ダニングクルーガー効果を防ぐもうひとつのアプローチとして、

実力をつけたい専門分野で自分より先に進んでいる人と付き合う

ことです。

 

ただし、これは他人と比較するのではなく、

継続的に学習する立場に身を置くことです。

 

次回は、自己管理能力を高める毎日の習慣について

ご紹介していきます。