Designing Your Life

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【目標達成 チャプター2】システムを重視する

よろしくおねがいします。

 

みなさまは、

自己規律や習慣がどれほど人生において

どれほど重要なことかわかってきましたよね。

(^o^)

◆◆システムを重要視する

  • 「目標を達成すると、しあわせが制限される」

  • 「ヨーヨー効果」

  • 「悪い習慣を繰り返してしまう理由」

では早速内容にはいっていきます。

 

 

 

◆◆システムを重要視する

 

成功する人はみな、

目標を持っています。

 

減量目標、経済的目標、

学業目標、人間関係の目標など、

さまざまな目標を掲げていますが、

実際にその目標を達成できる人は

どれくらいいるでしょうか。

 

調査によると、

目標を達成している人は

ごくわずかです。

 

目標を設定すること自体に

問題があるわけではなく、

そのシステムに問題があるのです。

 

目標を設定するときは、

達成したい結果に焦点を当てますが、

システムとは、

そこに到達するために

行うプロセスのことです。

 

もしあなたが人生で

勝ちたいのであれば、

結果にこだわることを忘れ、

結果にたどり着くまでの

システムにこだわることです。

 

繰り返しになりますが、

決して目標を立ててはいけない

と言っているわけではなく、

目標は必要です。

 

目標がなければ、

そこに到達するためのシステムを

どのように構築すれば

よいのでしょうか。

 

しかし、

そこに到達するための

システムを構築せずに、

目標にばかり時間をかけていると、

毎年新年の抱負に対して、

失敗する人の80%に

当てはまってしまうのです。

 

1位の人と同じように、

2位や3位の人も同じ目標を

持っていたのに、負けてしまった。

 

何が起こったのか?

勝った人は正しいシステムや戦略を

使ったが、負けた人はそうではなかった。

 

目標は習慣を変えないと続かない

あなたの部屋は過去2ヶ月間、

泥棒がはいったような状態でした。

 

そこで、片付けるという目標を立て、

実行しましたが、

2週間後にはまた元の散らかった

状態の部屋になってしまいました。

 

なぜか?

 

なぜなら、

 

あなたには片付けないという

悪い癖があるからです。

悪い習慣によって、

あなたは、その行動を続けている。

 

ここで多くの人がやってしまう間違いは、

最初にやったときと同じモチベーションを

見つけたいと思い始めることです。

 

これは、

悪いシステムです。

なぜなら、もとに戻った原因として、

けっしてモチベーションではないからです。

 

言い換えますと、

これは、結果を追い求め続ける

悪いシステムです。

 

 

「目標を達成すると、しあわせが制限される」

目標の向こう側にいるとき、

「あの体重になれば幸せだ」

「新しい家が買えるほどお金を稼げば幸せだ」

と思うでしょう。

 

このような目標を持つことは

悪いことではありませんが、

目標を達成するまで幸せを

先延ばしにしていることになります。

 

幸せは、

未来の自分だけが享受できるものに

してしまうのです。

 

さらに、

目標設定は、

目標を達成して成功するか、

達成できずに失敗するかという、

「どちらか一方」の対立を生みます。

 

人生は山あり 谷ありです。

目的地に着くには、

計画とはまったく違うルートを

通るかもしれないし、

そのルートには予想以上に時間が

かかるかもしれません。

 

結果として、ゴールはひとつですが、

そのルートは何通りも存在するのです。

 

「幸せになる」と目的を設定したなら、

そのシステムを構築し、

稼働している限りに於いて、

あなたは、幸せに近づいているという

実感を日々味わうことが

できるようになります。

 

答えは、

スタート地点にも、

ゴール地点にもありません。

歩む道のりにあるということです。

 

 

 

「ヨーヨー効果」

ある目標を達成するために

全精力を注いだとき、

その目標を達成した後は

何をモチベーションとして残せば

よいのでしょうか。

 

これは、

人が目標を達成した途端、

古い習慣に戻ってしまう理由の

一つです。

 

これは「ヨーヨー効果」と呼ばれ、

イェール大学の臨床心理学者

ケリー・ブラウネルが肥満の

研究中に作り出した言葉です。

 

彼は、ダイエットをする人は、

減量目標を達成すると、

すぐに体重が元に戻ってしまうことを

発見しました。

 

それは、

望ましい体重を維持するための

システムを開発する代わりに、

以前の食習慣に戻ってしまうからです。

同じ原理が、

一般的な目標設定にも当てはまります。

 

目標設定の主な目的は、

ゲームに勝つことです。

 

一方、システム構築の主な目的は、

ゲームを継続することです。

 

人生とは、1回の達成ではなく、

継続的な改善であり、

最終的には、

そのプロセスに対するあなたの献身が、

あなたの進歩の度合いを決定するのです。

 

問題はなにか、

 

あなたが使っているシステムです。

悪い習慣が残ってしまうのは、

あなたが変えようとしないからではなく、

誰のせいでもなく、環境のせいでもなく

運が悪いからでも、タイミングが

悪かったからでもないです。

 

間違ったシステムを採用しているからです。

 

もし、

あなたのシステムが間違っていれば、

あなたは毎回失敗することになるのです。

 

 

「悪い習慣を繰り返してしまう理由」

運動、日記、瞑想など、

私たちにとって良い習慣は、

1日か2日は良いので良い習慣を始めても、

数日後にはまた悪い習慣に

戻ってしまうという感覚は、

誰にでもあすが、その後は重荷に

なってしまうようです。

 

悪い習慣は、

私たちのDNAの一部であり、

終わりが見えないようです。

 

喫煙、ジャンクフード、先延ばし、

テレビの見過ぎといった不健康な習慣は、

どんなに頑張っても克服できないようです。

 

悪い習慣を変えることが困難な

理由は2つあります。

 

理由1:間違ったものを変えようとすること

理由2:間違った方法で変えようとすること

 

結 果

どのような目標を設定するにしても、

あなたは一定の結果を期待するものです。

 

方 法

目標を設定したら、

次はその目標を達成するために

必要な習慣を身につけるための

システムを考える。

 

あなたは何者か?

あなたが誰であるかは、

あなたが何を信じているかに

根ざしているため、

あなた自身の見方が結果を左右します。

あなたが何かを信じているなら、

あなたはそれを実行に移すということです。

 

 

理由2:間違った方法で変えようとすること

 

目標に到達するために使う方法は、

成功するか失敗するかの違いを生むので、

効果的でなければなりません。

 

あなたが誰であるかは、

あなたのライフスタイルを通して

明らかになります。

 

フィットネスの達人だと言っている人の

冷蔵庫がジャンクフードで

いっぱいだったら、

その人はおそらく正しい信念体系を

持っていないのでしょう。

 

フィットネスの第一人者になりたいと

思っているかもしれませんが、

それを実践するところまで

到達していないのです。

 

基本的には、

結果にこだわるのではなく、

ヨーヨー効果の罠にはまらないように、

自分自身を変えることに重点を置く

必要があるのです。

 

ほとんどの人は、

どのような種類の変化を維持するには、

あなたの信念体系を変える必要が

あるという事実に気づいていないのです。

 

タレントや、モデルのように、

キャリアを通じて素晴らしい体を

維持している人たちは、

減量が目的ではなく、

健康的な生活が自分自身の一部に

なっているからです。

 

つまり、あなたの信念体系が

あなたの行動を決定します。

 

もしあなたがクリスチャンで、

エスを信じているのなら、

日曜日であっても

教会に行くでしょう。

 

スポーツ選手なら、

週に何度もコーチのもとで

きついと感じる

練習をするはずです。

 

しかし、

あなたの行動と信念体系が

相反するものであれば、

失敗することが予想されます。

 

習慣が自分という人間を決め、

目標を達成できるかどうかの

決め手となります。

 

銀行残高が増えれば、

寝坊せずに1時間早くベッドを出て

副業に取り組む習慣が

身につくでしょう。

 

睡眠時間を増やしたいという

欲求よりも、

ビジネスを構築したいという

欲求の方が強くなるはずです。

 

良い習慣が生み出す結果を

目にするようになると、

自分のアイデンティティ

誇りを持つようになり、

良い習慣を維持しようという

意欲が湧いてきます。

 

どんな良い習慣も、

それが自分の一部とならなければ、

すぐに消えてしまいます。

 

望む結果が出るまでの

モチベーションだけでは十分では

ありません。

 

もう一度強調しておきますが、

良い習慣は自分の一部と

ならなければなりません。

 

例えば、

「暇つぶしに絵を描く人」ではなく、

「画家になる」ことを目標にする。

 

月に一度、

豪華なディナーを作る人ではなく、

料理上手になることを目標にする。

 

新しい車の代金を払うために

副業をするのではなく、

起業家になることを目標にしましょう。

 

車を運転する人なら誰でも

知っていることですが、

練習を始めたばかりの頃は、

一挙手一投足を計算し、

考えなければなりませんでした。

 

しかし、

今では無意識のうちに

運転するようになりました。

自分らしさについても、

同じことが言えます。

 

健康的な食生活を送る習慣が

身につけば、もはや自分で

意志を持つ必要はなく、

自然にできるようになります。

 

また、

自分のアイデンティティ

一部として制限的な信念を受け

入れている場合、

その信念を助長する可能性が

あります。

 

例えば、

私はスペルが下手だ

私はいつもスピード違反をしている

私は新しいことを学ぶのが嫌いだ

私は技術が役に立たない

私は読書が嫌い

 

あなたが自分自身について持っている

制限的信念は事実ではないので、

変えようと思えば変える

ことができます。

 

変えようと思えば変えられます。

潜在意識はこれらの

行動を続けるように

プログラムされているので、

難しいでしょう。

 

しかし、

一貫した努力をすれば、

自分を変えるために必要な

良い習慣を

身につけることができます。  

 

悪い習慣が常態化すると、

数時間かけて情報収集した

にもかかわらず、

「忙しくて良い習慣を

  身につける時間がない」

と言い訳してしまうのが

一般的です。

 

自分らしさが良い習慣の形成を妨げ、

進歩するためには、

今の習慣を学び直す時間が

必要なのです。

 

ネイビーシールズと同様に、

禅宗の人たちも世界で最も

規律正しい人たちの一人です。

 

次回は、

世界で最も規律の正しい

人たちの哲学と、

自己鍛錬の方法について

學んでいきましょう。